アトピー性皮膚炎のガイドライン
アトピー性皮膚炎のガイドラインについて
アトピー性皮膚炎のガイドラインは、ネットを探せばすぐに出てくるでしょう。
しかし専門用語がびっしりと書かれており、医学的な知識がなければ理解するのは難しいかとおもいます。
とはいえ、ガイドラインについて紹介した所で、素人のにわか知識ではどうしようもありません。
でもアトピー性皮膚炎について何も知らないままでいるのは、あまりにも酷な話です。
そこでかなり大雑把ですが、ガイドラインの概要について取り上げます。
アトピー性皮膚炎の診断基準
まずは何を持って「アトピー性皮膚炎」と診断するかについては、年齢によって大きく変わります。
乳幼児の場合は、顔中心に赤みが出てくるのが特徴です。
小学生ぐらいになると顔の皮疹は減るものの、代わりに体中に症状が出てきます。
重症になれば、顔にも出てくるでしょう。
思春期を過ぎると、上半身を中心に症状が見られるようになります。
重症化すると全身に行き渡り、想像を絶するかゆさが襲ってきます。
重症度
次に重症度の目安について、取り上げましょう。
ガイドラインでは重症度の目安として、炎症度の強さがあります。
体全身に皮疹が広がっていたとしても、症状が軽ければ「軽症」と判断します。
体面積の10%未満に強い皮疹が出れば中等症・10%を超えると重症と判断します。
全体の患者数で行くと、最も多いのが軽症の患者で7割~8割は占めています。
ただし重症患者が全くいないという訳ではないので、症状が深刻化する前に早い目に病院に行くことを強くおすすめします。
治療
アトピー性皮膚炎の重症度がつかめたら、いよいよ治療の開始です。
まずは、アトピー性皮膚炎の原因として疑われる要素を排除します。
場合によっては、アレルギーテストを行うこともあります。
また患者の状態によっては、薬を用いることもあります。
アトピー性皮膚炎の薬には色々ありますが、一般的なものとして知られているのが、ステロイド外用薬でしょう。
ステロイドについては不安に思うかもしれませんが、間違った使い方をしない限りは体に害が出ることはないので、問題ありません。
おすすめの病院
新宿には、患者の話を親身に聞いて対応してくれる皮膚科があります。
病院では「患者との信頼関係」に重点を置き、1時間近いカウンセリング時間を設けています。
カウンセリングに時間をかけているためか、予約制度になっているので要注意です。
また無断キャンセルに対しては厳しい姿勢を持っているので、予約をしたら、来院時間と日時はしっかりと守りましょう。